青地秀雄客員教授による講演会

講演会を開催しました

日時:平成24年2月3日(金) 15:00〜17:00
場所:京都大学宇治キャンパス本館 S-519D室

講演タイトル:震源物理学と地震動

講演要旨: 断層近傍の地震動は震源過程の影響を受け非常に複雑である。この複雑性を理解するために、震源過程を物理的(力学的)にモデリングすることを目指す。具体的には、力学的初期・境界条件を与え、連続体力学の数値シミュレーションによって地震破壊を自発的に伝播させ、断層近傍の地震動を議論する。本講演では、計算手法のレビューから始め、いくつかの応用例を紹介する。特に、断層形状の影響、ハザード評価に向けた破壊シナリオの作成、S波速度を超える破壊速度の話題を実際のシミュレーション結果から提供する。最後に、今後に向けた課題をとりあげる。

青地秀雄客員教授講演会20120203 青地秀雄客員教授講演会20120203 青地秀雄客員教授講演会20120203
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